今はあまり唄われなくなった祭り唄
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    松の木小唄
 
松の木ばかりが まつじゃない
時計を見ながら ただ一人
今か今かと 気をもんで
あなた待つのも まつのうち

好き好き好きよ みんな好き
あなたのすること みんな好き
好きでないのは ただ一つ
かげにかくれて する浮気

嫌 嫌 嫌よと 首を振る
ほんとに嫌かと 思ったら
嫌よ嫌にも 裏がある
捨てちゃ嫌よと すがりつく

うそうそうそよ みんなうそ
あなたの言うこと みんなうそ
うそじゃないのは ただ一つ
あの日別れの サヨウナラ

恋にもいろいろ ありまして
ヒゴイにマゴイは 池の鯉
今夜来てねと 甘えてても
金もって来いでは 恋じゃない

だめだめだめよと 言ったけど
気になるあなたの 顔の色
出したその手を 引っ込めて
帰りゃせぬかと 気にかかる

替え歌
キリンばかりがビールじゃない
アサヒもサントリーもサッポロも
だけど私が欲しいのは
今夜のあなたの唇(くちビール)

日本酒ばかりが酒じゃない
ビールも焼酎もウィスキーも
だけど私が欲しいのは
今夜のあなたの深情け
(ふかな酒)


     



   お座敷小唄 
 
富士の高嶺に 降る雪も
京都先斗町に 降る雪も
雪に変わりは ないじゃなし
とけて流れりゃ 皆同じ

好きで好きで 大好きで
死ぬ程好きな お方でも
妻と言う字にゃ 勝てやせぬ
泣いて別れた 河原町

ぼくがしばらく 来ないとて
短気おこして やけ酒を
飲んで身体を こわすなよ
お前一人の 身ではない

一目見てから 好きになり
ほどの良いのに ほだされて
呼んで呼ばれて いるうちに
忘れられない 人となり

どうかしたかと 肩に手を
どうもしないと うつむいて
眼にはいっぱい 涙ため
あなたしばらく 来ないから

唄はサノサか都々逸か
歌の文句じゃないけれど
お金も着物も いらないわ
あなた一人が 欲しいのよ





炭鉱節

月が出た出た 月が出た (ヨイヨイ)
三池炭鉱の 上に出た
あんまり煙突が高いので
さぞやお月さん 煙たかろ (サノヨイヨイ)
  

一山二山 三山越え (ヨイヨイ)
奥に咲いたる 八重椿
なんぼ色よく 咲いたとて
サマちゃんが通わにゃ 仇の花 (サノヨイヨイ)

あなたがその気で 云うのなら (ヨイヨイ)
思い切ります 別れます
元の娘の 十八に
返してくれたら 別れます (サノヨイヨイ)

お札を枕に 寝るよりも (ヨイヨイ)
月が射し込む あばら家で
主の腕(かいな)に ほんのりと
サマちゃんに抱かれて 暮らしたい (サノヨイヨイ)

晴れて添う日が 来るまでは (ヨイヨイ)
心一つ 身は二つ
離れ離れの 切なさに
夢でサマちゃんと 語りたい (サノヨイヨイ)



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